読書おすすめの趣味魅力

幼い頃からずっと変わらず好きだったこと、それは本を読むことです。スポーツやレジャーなど、いろいろと夢中になることも多くありましたが、唯一これだけは現在も毎日続けている習慣のようなものです。これだけ長続きするということは、読書が心底好きなのだろうな、と50代をむかえた今になって、つくづく感じkます。ぼろぼろになるまで読んだ絵本から始まって、動物図鑑や植物図鑑に絵の緻密さに興味を覚え、担任の先生にいただいた“不思議の国のアリス”でファンタジーの世界に没頭し、小学校の図書館でウェルズの冒険SF小説に夢中になり・・・・。こうやって、飽きることなく本を読み続けたものでした。大人になると、本を購入する楽しみを知り、人気作家のベストセラーや古本屋で文豪たちの名作が部屋に山積みになりました。このささやかな愛すべき蔵書たちは、私の結婚を機に、すべて馴染みの古本屋さんへ引き取ってもらいましたが。海外の本は、外国がまったく理解できない私の場合はすべて翻訳本だよりですが、同じ内容の小説でも、翻訳家によって物語の中の会話のニュアンスが、かなり異なってくるところもなかなか面白く感じます。翻訳家というのは、外国語を日本語に変換する能力だけではなく、ある程度文才もないと、原書の持ち味を損なってしまうでしょうから、これもまた大変なお仕事だな、と感じます。結婚してからは、経済的な理由もあり、主に図書館を利用するようになりました。そうすると、むくむくと好奇心が持ち上がり、今まで読んだことのないジャンルの本を、まさしく読み漁りました。無償で本を読む機会を人々に与えるこの“図書館”という制度は、何という素晴らしいものなのか、とあらためて知ることになりました。多岐にわたった本のジャンルをざっとなぞるだけでも、それだけで、人間の持つ探求心や好奇心には際限がないということなのでしょう。有名な作家たちのお宅拝見企画などでは、天井まで届く大きな本棚がいくつも並び、びっしりと様々な蔵書が映し出されます。文章を紡ぎだす能力は、読書量に比例するのでしょうか?私の場合は、自分の文才のなさを中学生の時点でしっかり自覚していますので、個性ある人達の様々な文章を、ひたすら読んで楽しむことに専念しています。生涯のうち、この世に出回っているほんの本の、数パーセント、いえ、0.1パーセント位しか目を通すことはできないと思いますが、それだけ、尽きることのない泉水のように、つぎつぎとあふれ出る本の大河にこれからもどっぷりと浸りたいものです。

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