庭作り始め方おすすめ

私の趣味は庭作りです。家を建てるまでは、花瓶に花を生ける位で花を育てる、ましてや庭作りなんて一生縁はないし興味もありませんでした。そんな事はお年寄りがやる事だと思っていました。ところが人は変わるもので、草一本生えていない土だけの家の周りや庭を見た途端に「よーし、やってみるか!」という気持ちになりました。まずは家の両側の通路をどうするか考えました。書店で沢山の本を参考に見ました。防草シートと言うものを初めて知りました。これを地面に敷くと雑草が殆ど生えません。その上に和風のミックスの砂利を何袋も買ってきて敷き詰めました。殺風景な通路が玉砂利の通路になりました。当時2歳だった息子は砂利を色別に拾って良く遊んでいました。「投げちゃだめ」な事もよく教えました。住宅街なので、お隣のガラスでも割ったら大変なので。通路が終わり、次はメインの裏庭です。花壇があるといいかと思い、また書店で立ち読みをして情報収集しました。簡単に花壇が作れる石を買ってきて並べました。こんな作業も初めてでした。実家の父が同じ様な事をしていたのを側で見ていたので、真似をしてやってみました。石を真っ直ぐに並べて設置するのは結構大変です。高さを合わせるのに穴を掘ったり、逆に土を足したりがいつの間にか楽しくなってきて、夢中で作業を続けました。そして我ながらキレイな花壇が出来ました。息子と一緒に花の苗を買ってきて植えました。すると、殺風景だった庭がパーッと明るくなりました。花壇以外の広い所は芝生を植える事にしました。これが植えても植えても足らなくて何度もホームセンターに通いました。しかも芝生に種類があることも知らなくて後々芝の「毛足」がばらばらな丈になってしまいました。しかも芝生に混ざって雑草が沢山生えてきます。そこで主人が中古で電動草刈り機を買ってきてくれました。これが良く切れてパワフル、しかも作業が早くてあっという間に雑草のない毛足の揃った芝生のお庭になりました。この草刈り機に出合うまで何種類の草刈りグッズを買った事でしょう。今では庭の真ん中のどんぐりの木が成長して程よい木陰が出来ました。そして息子が小鳥が好きなので手作りの巣箱を設置しました。時々雀が入って窓から顔を出すと「かわいい!」と息子は大喜びです。どんぐりの木は息子が庭に埋めたどんぐりから芽が出て育ちました。将来孫が生まれたらどんぐり拾いをして遊べるかしら、なんて考えています。お庭に詳しい方には当然だと思われそうですが、花は多年草が良いです。毎年芽を出して可愛い花を咲かせてくれますし、少しずつ増えていきます。あと、木を植えたら大木にならないように枝を刈ったりのお手入れが大事です。あまり木が大きくなると自分が年をとったら、面倒がみられなくなるので気をつけています。気が早いですが、まだ中学生の息子にも「お手入れしてね」と将来の大黒柱に伝えています。テレビや雑誌に紹介されるようなお庭には程遠いけれど自分で作った庭には愛着があります。もし家を建てなかったらそんな楽しみを知らずにいたでしょう。住宅ローンはキツイけど、頑張ってこれからも働きます!

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